HOME 人事労務トピックス 安全・衛生 「心の電話」への相談件数が過去最多

「心の電話」への相談件数が過去最多

 「労働者健康福祉機構」(本部・川崎市)の「心の電話相談」で、昨年度全国から寄せられた相談件数が25,000件を超えて、過去最多を更新したことがわかりました。 同機構では、労働者が抱える仕事・職場での悩みに対し、専門のカウンセラーが助言を行っていますが、将来に対する不安を打ち明ける相談者が大幅に増加している中で、メンタルヘルス対策を強化することの必要性を説いています。 【2009年度実績件数】 ・相談件数   25,725件(前年度比で1,649件増加)同機構が電話相談を始めた2000年度(3,721件)と比べて7倍近くまで右肩上がりで増加。 ・相談内容  職場・・ 多くの労働者らが職場の人間関係に悩んでいる実態が浮き彫りに。       上司との人間関係がうまくいかない(2,741件)が最多。       同僚      〃       (1,977件)             精神的な悩み・・下記以外にも「焦燥感」「気力がない」等の悩みも前年より増加傾向。       「将来に対する不安感」(9,947件) 前年度より1000件以上増加、1万件近くに。       「落ち着けない」   (7,388件)       「イライラ・不安定」 (5,693件)             体調・・ 「不眠」       (2,569件)        「疲れやすい」    (1,774件)       「倦怠(けんたい)感」(1,434件) 相談者の年齢別   40代(6,964件)が最多で、30代(5,330件)、50代(3,443件)の順。 同機構は「世界同時不況など社会情勢や経済情勢が不安定になった結果、労働者らの不安も増大し、それが職場にまで反映してしまっている」と分析し、「メンタルヘルス対策を強化する必要がある」と訴えています。