人事制度10の間違い【その6】 評価制度の目的は、出来る社員とダメな社員を見分けることだ → 本当か?

公開日:2008年12月3日
社内で競争させる評価制度ではなく、多くの社員が成長できる評価制度とすることが重要です。いつも優秀な社員が良い評価で、ダメな社員がダメなままでは「人を育てる」評価制度とは言えません

普通の社員を優秀に、ダメな社員を平均になるように育てよう

 ここに20人の社員が居る会社があるとします。

 その会社に評価制度を導入しました。この評価制度は、優秀な社員とダメな社員を選別することが大きな目的です。その結果によって給与を決めたり昇格させたりします。

 さて、この評価制度を3年間運用したら、その会社の社員はどのように変わっているでしょうか。おそらく、もともと優秀だった人は相変わらず良い業績を残しているでしょう。

 しかし、ダメな社員だった人は優秀な社員に変身しているでしょうか。


「人事・評価制度」関連記事

「賃金・評価制度の検討」に関するおすすめコンテンツ

ピックアップセミナー

東京会場 2024/05/23(木) /13:30~17:30

【会場開催】はじめての給与計算と社会保険の基礎セミナー

講師 : ※各日程をご確認ください

受講者累計5,000人超!2009年から実施している実務解説シリーズの人気セミナーです!
給与計算と社会保険について基礎からの解説と演習を組み合わせることで、初めての方でもすぐに実務に活用できるスキルが習得できます。

DVD・教育ツール

価格
31,900円(税込)

経験豊富な講師陣が、初心者に分かりやすく説明する、2023年版の年末調整のしかた実践セミナーDVDです。
はじめての方も、ベテランの方も、当セミナーで年末調整のポイントを演習を交えながら学習して12月の年末調整の頃には、重要な戦力に!

価格
7,150円(税込)

本小冊子では、ビジネスマナーに加え、メンタルヘルスを維持するためのコツ、オンライン会議やSNSのマナーのポイントも紹介しています。
また、コンプライアンス(法令順守)も掲載。ビジネスパーソンとして肝に銘じておきたい「機密管理」、働きやすい職場づくりに必要不可欠な「ハラスメント防止」について、注意点を解説しており、これ一冊で、一通りのマナーの基本が身に付くようになっています。

おすすめコンテンツ

TEST

CLOSE