「派遣労働者の同一労働同一賃金」に関する専用ページにいくつかの新着・更新情報 賃金比較ツール(令和5年度適用版・令和6年度適用版)も更新(厚労省)

公開日:2024年2月22日

厚生労働省の「派遣労働者の同一労働同一賃金」に関する専用ページの「新着・更新情報」において、次のようなお知らせがありました(令和6年2月21日公表)。

●HPを見直しました。
過去1年間の情報のみを掲載し、最終更新日から1か月以内の情報にNew表示。
その表示がマーカーでわかりやすくなっています。


●派遣元の皆さま向けリーフレットを新規掲載しました。

●職業分類の解説を更新しました。
派遣労働者の待遇を「労使協定方式」により確保する場合は、派遣労働者の賃金を「派遣労働者が従事する業務と同種の業務に従事する一般の労働者の平均的な賃金(以下、一般賃金)の額以上」とすることが義務付けられています。

この一般賃金(一般基本給・賞与等)は、賃金構造基本統計調査および職業安定業務統計を活用し、毎年度公表されています。

このたび、職業安定業務統計に用いる「厚生労働省編職業分類」が改定されたたため、職業安定業務統計を用いた一般賃金については、令和7年度適用分から、改定後の新たな職業分類を基に公表することとされました。

このリーフレットと解説は、この職業分類の改定に関するものです。

<厚生労働省編職業分類の改定により職業安定業務統計を用いた一般賃金は令和7年度適用分から新分類を使用します>
https://www.mhlw.go.jp/content/001213425.pdf

<第5回改定厚生労働省編職業分類 職業分類表 改定の経緯とその内容>
https://www.jil.go.jp/institute/seika/shokugyo/bunrui/index.html

●賃金比較ツール(令和5年度適用版・令和6年度適用版)を更新しました。
このツールは、協定対象派遣労働者の賃金が、一般賃金と同等以上かチェックするためのものです。
このツールの令和5年度適用版・令和6年度適用版について、特定最低賃金の改定に応じた更新が行われました。

・令和6年度適用版(令和6年2月21日更新)
https://www.mhlw.go.jp/content/001212271.xlsm

・令和5年度適用版(令和6年2月21日更新)
https://www.mhlw.go.jp/content/001211311.xlsm

労働者派遣に携わる方々におかれましては、確認しておきたいところです。
なお、「派遣労働者の同一労働同一賃金について」のトップページは、こちらです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000077386_00001.html

「働き方改革」関連記事

「労務環境の維持・改善」に関するおすすめコンテンツ

ピックアップセミナー

東京会場 2024/05/23(木) /13:30~17:30

【会場開催】はじめての給与計算と社会保険の基礎セミナー

講師 : ※各日程をご確認ください

受講者累計5,000人超!2009年から実施している実務解説シリーズの人気セミナーです!
給与計算と社会保険について基礎からの解説と演習を組み合わせることで、初めての方でもすぐに実務に活用できるスキルが習得できます。

DVD・教育ツール

価格
31,900円(税込)

経験豊富な講師陣が、初心者に分かりやすく説明する、2023年版の年末調整のしかた実践セミナーDVDです。
はじめての方も、ベテランの方も、当セミナーで年末調整のポイントを演習を交えながら学習して12月の年末調整の頃には、重要な戦力に!

価格
7,150円(税込)

本小冊子では、ビジネスマナーに加え、メンタルヘルスを維持するためのコツ、オンライン会議やSNSのマナーのポイントも紹介しています。
また、コンプライアンス(法令順守)も掲載。ビジネスパーソンとして肝に銘じておきたい「機密管理」、働きやすい職場づくりに必要不可欠な「ハラスメント防止」について、注意点を解説しており、これ一冊で、一通りのマナーの基本が身に付くようになっています。

おすすめコンテンツ

TEST

CLOSE