サービス残業対策その５は、振替休日の活用、が挙げられます。
振替休日と代休は混同しがちですが、その扱いが全く異なりますので注意が必要です。
振替休日とは、休日を事前に別の労働日と変更するもので、休日と労働日を入れ替えることになりますから、この休日が法定休日の場合であっても、35％の割増賃金は発生しません。
代休とは、休日に出勤させた後、事後に休日を与えることになりますから、出勤した休日が法定休日の場合は、35％の割増賃金が発生することになります。
その５ 振替休日の活用
公開日:2013年12月24日
Tweet
「残業時間の削減」関連記事
重点項目に「2024年問題」の解決等も（令和6年度 国土交通省予算概算要求概要） 2023年8月25日
「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準の在り方について（中間とりまとめ案）」を提示（労政審の専門委員会） 2022年3月29日
【専門家の知恵】「過労死等防止対策大綱」と長時間労働をめぐる安全配慮義務 2019年8月21日
【専門家の知恵】「ノー残業デー」の効果をあげるポイント 2019年2月28日
【専門家の知恵】新36協定の施行に伴う労働時間のマネジメント 2019年1月21日
長時間労働の削減に向けた取組内容を点検しましょう 2015年7月23日
その１０-２ 一工夫で残業を削減するには？ 2013年12月24日
その１ 残業・休日出勤は業務命令または承認により行うことを徹底させる 2013年12月24日
その５ 振替休日の活用 2013年12月24日
その１０-１ 一工夫で残業を削減するには？ 2013年12月24日
「労務環境の維持・改善」に関するおすすめコンテンツ
ピックアップセミナー
受講者累計5,000人超!2009年から実施している実務解説シリーズの人気セミナーです!
給与計算と社会保険について基礎からの解説と演習を組み合わせることで、初めての方でもすぐに実務に活用できるスキルが習得できます。
DVD・教育ツール
- 価格
- 52,800円(税込)
社会問題化しているカスタマー・ハラスメントについて「企業のブランド価値」「顧客との信頼関係」「従業員の健康」の3つを守る観点から、企業リスクとしてのクレームについて学ぶとともに、製品やサービス等に不満を持つ顧客が企業に接触する初期対応の段階から、損害賠償等の請求をするに至る段階まで、各時点における企業の適切な対応方法について、ワークを交えて解説しています。
- 価格
- 7,150円(税込)
本小冊子では、ビジネスマナーに加え、メンタルヘルスを維持するためのコツ、オンライン会議やSNSのマナーのポイントも紹介しています。
また、コンプライアンス(法令順守)も掲載。ビジネスパーソンとして肝に銘じておきたい「機密管理」、働きやすい職場づくりに必要不可欠な「ハラスメント防止」について、注意点を解説しており、これ一冊で、一通りのマナーの基本が身に付くようになっています。
