【かいけつニュース2026年1月号】~税の年収の壁を178万円まで引き上げへ

公開日:2026年1月10日

 

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かいけつ!人事労務 事務局からのお知らせ&注目トピックス

令和7年12月中旬、自民党と国民民主党は、いわゆる「年収の壁」への対応を含む令和8年度税制改正について合意しました。

今回の合意では、
・「103万円の壁」を178万円まで引き上げること
・給付付き税額控除の検討など、人的控除の抜本見直し
といった、従業員の手取りや就業調整に大きく関わる内容が盛り込まれています。

その後、この合意内容を反映した
・令和8年度 与党税制改正大綱
・政府の令和8年度 税制改正大綱
も相次いで決定されました。

大綱には、年収の壁対策のほか、従業員への食事支給に関する非課税限度額の見直しなど、人事・給与実務に影響する内容も含まれています。
今後、制度がどのように具体化されるのか、引き続き注目が必要です。

詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和8年度税制改正に向け自民党と国民民主党が合意>
≫ https://www.kaiketsu-j.com/procedure/19838/

<「令和8年度与党税制改正大綱」を決定>
≫ https://www.kaiketsu-j.com/compliance/19890/

<政府が「令和8年度税制改正大綱」を閣議決定>
≫ https://www.kaiketsu-j.com/procedure/20001/

かいけつ!人事労務のホームページでは、日々最新の改正情報を更新しています。
ここからは、先月お伝えした話題の中から、人事担当者が押さえておきたい情報をピックアップしてお届けします。

 

確定拠出年金制度の改正(令和8年4月~)

令和8年4月1日に改正確定拠出年金法が施行され、企業型DCにおけるマッチング拠出の加入者掛金額の制限が撤廃されます。
これにより、加入者が拠出する掛金額が事業主掛金額を上回ることも可能となります。

また、令和8年12月1日からは、企業型DCおよびiDeCoの拠出限度額が引き上げられることが決まっています。
・企業型DC:月額上限 6.2万円
・iDeCo:加入区分ごとに限度額を見直し

今回の改正により、企業型DCや企業年金とiDeCoを組み合わせた老後資産形成の選択肢が広がることになります。

制度の対象となる従業員や、社内制度・規程への影響について、早めに確認しておくことが望ましいでしょう。

厚生労働省サイト 確定拠出年金制度改正
≫ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/nenkin/kyoshutsu/2025kaisei.html

 

令和8年度予算政府案を閣議決定 一般会計は過去最大

令和7年12月26日、政府は「令和8年度予算政府案」を閣議決定しました。

一般会計の総額は、前年度当初予算から約7兆円増の122兆3,092億円となり、過去最大規模の予算となっています。

社会保障関係費や防衛費、国債の利払いや償還に充てる国債費が増加しており、歳出拡大の傾向が続いている点が特徴です。

あわせて、各省庁から所管予算案も公表されました。

このうち、厚生労働省の令和8年度予算案では、次の3つを柱として、「安心と活力ある暮らし」の実現を目指すとしています。

1)社会の構造変化に対応した保健・医療・介護体制の構築
2)物価上昇を上回る賃上げの定着に向けた労働市場改革と多様な人材の活躍促進
3)包摂的な地域共生社会の実現

今後、これらの予算がどのような施策や制度として具体化され、企業実務や人事労務にどのような影響が出てくるのか、注目していきたいところです。

詳しくは、こちらをご覧ください。
<「令和8年度予算政府案」を閣議決定 一般会計総額は過去最大の約122兆円>
≫ https://www.kaiketsu-j.com/compliance/19999/

<令和8年度厚生労働省所管予算案などを公表>
≫ https://www.kaiketsu-j.com/environment/20013/

 

令和8年度の雇用保険・健康保険料率の「案」が公表】

年末から年始にかけて(令和7年12月~令和8年1月)、令和8年度の雇用保険料率および健康保険料率に関する「案」が示されました。

現時点では正式決定ではありませんが、例年、この時期に示される案どおりに決定されるケースが多いため、人事・給与担当者としては、早めに内容を把握しておくことが重要です。

■雇用保険料率(一般の事業)の案
・全体の保険料率
 令和7年度:1.45% → 令和8年度:1.35%(引き下げ)

■健康保険料率の見込み(協会けんぽ)

・医療分(平均)
 令和7年度:10.0% → 令和8年度:9.9%(引き下げ)

・介護保険料率
 令和7年度:1.59% → 令和8年度:1.62%(引き上げ)

・子ども・子育て支援金
 令和8年4月から新たに開始予定
 実務上一律の支援金率として 0.23% が示されています。

雇用保険料率は引き下げ方向となる一方、介護保険料率や新たな子ども・子育て支援金の創設など、給与計算・社会保険料控除に影響する動きも見込まれます。

今後の正式決定を待ちつつ、令和8年度の給与計算や人件費への影響を見据えた準備を進めておくとよいでしょう。

詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和8年度の雇用保険料率 0.1%引き下げる案を示す(労政審の雇用保険部会)>
≫ https://www.kaiketsu-j.com/compliance/19878/

<協会けんぽが令和8年度の収支見込みの中で保険料率を示す>
≫ https://www.kaiketsu-j.com/compliance/20101/

なお、各制度における令和8年度の子ども・子育て支援金の額については、子ども・家庭庁から試算が公表されました。
これについては、本メルマガで案内している人事労務コラムで取り上げています。

 

労働時間規制緩和をめぐる厚労大臣の発言を確認

令和7年12月26日の厚生労働大臣会見で、労働時間規制の見直しに関する質疑が行われました。

政府内に新たに設けられた「労働市場改革分科会」において、生産性向上や働き方改革を含めた労働市場改革について議論を進める方針が示されています。

現時点で法案提出は想定されていませんが、今後の労働時間制度の議論の方向性を知るうえで参考となる内容です。

詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.kaiketsu-j.com/compliance/20023/

 

高年齢労働者の労災防止に向けた報告書を公表(厚労省)

高年齢労働者の労災防止について検討してきた専門会議の報告書が公表されました。

令和8年4月からは、高年齢者の特性に配慮した作業環境整備などが事業者の努力義務となります。

今後、公表予定の「大臣指針」を踏まえ、職場環境や安全管理体制の見直しが求められる可能性があります。

詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.kaiketsu-j.com/compliance/20021/

 

今月の人事労務部門の業務カレンダーはこちらから!

 

実務担当者必見!最近公表のリーフレット・マニュアルなど

最近公表された主なリーフレットやマニュアル、Q&Aをご紹介します。業務に関連するものがあれば、ぜひご確認ください。

□令和8年版の「源泉徴収のあらまし」などを公表(国税庁)
≫ https://www.kaiketsu-j.com/procedure/19718/

□厚労省のモデル就業規則 令和7年12月改訂版を公表
≫ https://www.kaiketsu-j.com/compliance/19995/

□ビジネスと人権に関する行動計画(改定版)を公表(外務省)
≫ https://www.kaiketsu-j.com/compliance/19987/

□女活法に基づく省令などの改正の内容も盛り込んだリーフレットを公表(厚労省)
≫ https://www.kaiketsu-j.com/resource/19918/

□無期転換ルール及び多様な正社員等に関する裁判例をとりまとめ(厚労省)
≫ https://www.kaiketsu-j.com/compliance/19916/

□厚労省版ストレスチェック実施プログラム バージョンアップ版(Ver4.0)を公開
≫ https://www.kaiketsu-j.com/compliance/19799/

□令和7年12月の電子申請様式の変更等についてお知らせ(日本年金機構)
≫ https://www.kaiketsu-j.com/procedure/19769/

□協会けんぽの令和8年度の任意継続被保険者の標準報酬月額の上限32万円
≫ https://www.kaiketsu-j.com/procedure/19606/

 

情勢をチェック!最近公表の統計・調査など

最近公表された主な統計・調査結果をまとめました。今後の実務対応や施策の検討に役立ててください。

□令和6年の年休の取得率66.9% 過去最高を更新(厚労省の調査)
≫ https://www.kaiketsu-j.com/environment/19874/

□高年齢者就業確保措置を実施済みの企業 令和7年は34.8%(厚労省の調査)
≫ https://www.kaiketsu-j.com/resource/19876/

□令和7年の雇用障害者数・実雇用率はいずれも過去最高を更新(厚労省の調査)
≫ https://www.kaiketsu-j.com/compliance/19888/

□令和7年春闘 年末一時金(第3回最終)回答集計を公表(連合)
≫ https://www.kaiketsu-j.com/evaluation/19550/

□大手企業の冬のボーナス 初の100万円台(経団連)
≫ https://www.kaiketsu-j.com/evaluation/19983/

□令和7年の推定組織率16.0% 前年より0.1ポイント低下で過去最低(厚労省)
≫ https://www.kaiketsu-j.com/trouble/19975/

 

人事コラム~令和8年4月から徴収が開始される子ども・子育て支援金 大体いくら?

令和8年4月1日から始まる「子ども・子育て支援金制度」。
給与からの天引きも予定されていますが、実際にいくら負担が増えるのか、ご存じでしょうか?

現時点では正式決定前ですが、こども家庭庁から令和8年度の支援金額の試算が公表されています。

被用者保険における支援金額の目安について、詳しくは以下のコラムで解説しています。
≫ https://www.kaiketsu-j.com/procedure/20153/

 

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