首相官邸において、令和7年11月4日、「第1回 日本成長戦略本部」が開催されました。初会合では、本部の運営、日本成長戦略会議の開催及び成長戦略の検討課題について議論が行われました。
本部長である高市総理は、この議論を踏まえ、次のように述べました。
●この日本成長戦略本部では、日本の供給構造を抜本的に強化して、『強い経済』を実現するための成長戦略を強力に推進していく。
●成長戦略の肝は、『危機管理投資』である。
リスクや社会課題に対して、先手を打って供給力を抜本的に強化するために、官民連携の戦略的投資を促進し、世界共通の課題解決に資する製品、サービス及びインフラを提供することにより、更なる我が国経済の成長を目指す。
●本日、この本部において、各戦略分野の担当大臣を指名した。
関係大臣は、各戦略分野の供給力強化策として、複数年度にわたる予算措置のコミットメントなど、投資の予見可能性向上につながる措置を検討してほしい。
また、研究開発、事業化、事業拡大、販路開拓、海外展開といった事業フェーズを念頭に、防衛調達など官公庁による調達や規制改革など新たな需要の創出や拡大策を取り入れてほしい。
そして、これらの措置を通じて実現される、投資内容やその時期、目標額などを含めた『官民投資ロードマップ』を策定してほしい。
●来年の夏、これらを取りまとめた成長戦略を策定する。
●城内日本成長戦略担当大臣は、本日、設置を決定した『日本成長戦略会議』を早急に開催し、そこで、経済対策に盛り込むべき重点事項を取りまとめてほしい。
今後の動向に注目です。詳しくは、こちらをご覧ください。
<第1回 日本成長戦略本部>
首相コメント:https://www.kantei.go.jp/jp/104/actions/202511/04seichyou.html
資料:https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/nipponseichosenryaku/honbu/dai1/gijisidai.html










