仕事と介護の両立支援コラム第35回
介護施設の選び方
<一般社団法人日本顧問介護士協会 代表理事 石間洋美>
>>>【連載】仕事と介護の両立のために知っておきたい大事な知識
介護に直面したとき、多くの人は「在宅介護」か「施設介護」かの選択を迫られます。突然の介護にどう対応すればいいかわからず、施設を選ぶ家族も少なくありません。一度施設に入居すると、在宅(ご自宅)に戻るケースはほとんどないため、その施設がご本人にとって「人生最後の生活の場所」となる可能性が高いと言えます。
現在、介護施設の種類は増え、どれを選べばいいか迷う方も多いでしょう。大切なご家族を預ける「最適な場所」を見つけるのは簡単ではありません。ご本人の残された時間を大切にし、ご家族の想いも汲んでくれる施設に巡り合いたいですよね。
では、どうすれば「最適な場所」を選ぶことができるのでしょうか。今回は、介護施設選びのポイントをお伝えします。
1. 施設のタイプを絞り込む
プロフィール
静岡福祉医療専門学校医療福祉情報科卒業後、介護施設にて介護に携わる一方、介護事務業務、相談業務、マネジメント業務、管理業務も経験。医療福祉接遇インストラクターの資格も取得し、お客様満足度向上のための研修講師も務める。2020年4月に一般社団法人日本顧問介護士協会を立ち上げ、「介護で困る人と困る量を圧倒的に少なくする!」を目標に掲げ活動している。
【連載】仕事と介護の両立のために知っておきたい大事な知識
仕事と介護を両立するために知っておきたい大事な知識と、企業が両立支援していく上でのポイントについて、専門家による解説記事を連載しています。
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