首相官邸において、令和7年12月19日に「第3回 人工知能戦略本部」が開催されました。
今回の会議では、ＡＩ法に基づく基本計画（案）及び指針（案）について議論が行われました。
本部長である高市総理は、この日の議論を踏まえ、次のように述べました。
●本日、日本で初めてとなる『ＡＩ（人工知能）基本計画案』を決定した。
ＡＩは、産業競争力や安全保障に直結し、我が国の国力を左右する。世界がこぞってＡＩの開発、活用を行う中で、我が国も取組を加速する必要がある。
人手不足、防災を始め直面する様々な課題解決のため、日本社会全体でＡＩを徹底的に活用していく。
●今こそ、官民連携で反転攻勢をかける時。信頼できるＡＩによる日本再起を実現するため、次の7点について指示する。
第一 「ガバメントＡＩ源内」の徹底活用
第二 ＡＩセーフティ・インスティテュートの抜本的強化
第三 フィジカルＡＩに不可欠な信頼できる国産の汎用基盤モデルの開発
第四 信頼できるＡＩによる社会課題を解決できるサービスの開発・導入
第五 「ＡＩサミット」の日本での開催
第六 信頼できるＡＩを創る官民投資
●結びに、ＡＩをめぐる動向の変化は非常に速い。今回の計画に基づく、官民の取組を直ちに実施するとともに、来年の夏を目指して、投資目標、制度改革、人づくり、データ戦略などを含む官民投資ロードマップを盛り込む形で、『ＡＩ基本計画』を更に充実させていく。
詳しくは、こちらをご覧ください。
＜第3回 人工知能戦略本部＞
首相コメント：https://www.kantei.go.jp/jp/104/actions/202512/19jinkoutchinou.html
資料：https://www8.cao.go.jp/cstp/ai/ai_hq/3kai/3kai.html
