高額療養費制度 70歳以上の外来の限度額(外来特例)の見直しも検討(社保審の医療保険部会)

公開日:2024年12月13日

厚生労働省から、令和6年12月12日に開催された「第189回 社会保障審議会医療保険部会」の資料が公表されました。

前回に引き続き、今回の議題にも「医療保険制度改革について」が含まれており、そのなかで、高額療養費の在り方が取り上げられています。

高額療養費については、現役世代の保険料負担の軽減などのため、高額療養費の自己負担限度額の見直し(一定程度の引き上げ)、所得区分に応じたきめ細かい制度設計とする観点からの所得区分の細分化を行う方向性が示されています。

今回は、70歳以上の外来にも限度を設ける「外来特例」について、これを見直した場合の試算(粗い推計)が示されました(次の3案を提示)。


案(1)住民税非課税区分及び一般区分の外来特例(月額上限・年間上限)を廃止

案(2)住民税非課税区分にかかる外来の月額上限のみ2,000円引き上げ、一般区分にかかる外来特例を廃止

案(3)住民税非課税区分及び一般区分の外来の月額上限を2,000円ずつ引き上げ(一般区分の年間上限は廃止)


これにより、加入者1人当たりの保険料負担(年額)については、次のように軽減されるということです。


案(1)の場合→▲700円~▲2,000円

案(2)の場合→▲500円~▲1,500円

案(3)の場合→▲200円~▲600円

今後の動向に注目です。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<第189回 社会保障審議会医療保険部会/資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46880.html

「社会保険の法律」関連記事

「労務コンプライアンス」に関するおすすめコンテンツ

ピックアップセミナー

オンライン 2026/03/26(木) /13:30~16:30

給与計算 手順とチェックから学ぶ!見落とせない実務ポイント

講師 : 西本 佳子 氏

【2名以上割引あり!】
業務の“見える化”とタスク管理の改善につながるノウハウを、実務の流れに沿って解説。
特典のExcelチェックリストで工程や注意ポイントを一目で把握でき、手順の整理・属人化防止にも活用可能。チームで取り組むことで、所内全体の業務精度と効率が大きく向上します。給与チームで参加することで課題と役割を共有し、実務改善の第一歩を!

DVD・教育ツール

価格
52,800円(税込)

裁判例をもとに、パワハラの境界線とグレーゾーンを整理し、管理職が現場で迷わず判断できる力を養う研修DVDです。指導として許される言動と問題となる言動の違いを具体事例で解説し、管理職ごとの判断のばらつきを防止。講師はハラスメント案件に精通した弁護士・佐久間大輔氏。全管理職研修や再発防止研修など、繰り返し活用できる実務直結型の教材です。

価格
5,500円(税込)

かいけつ!人事労務では、法改正対応や従業員への周知、教育・啓蒙等に活用できる小冊子を販売しています。

通常は各種10冊1セットの販売となりますが、実際に手に取って中身を見て導入するかどうかを検討したいといったご要望に応え、小冊子を1冊ずつ、計7種類のセット商品をご用意しました。

おすすめコンテンツ

TEST

CLOSE