協会けんぽ(全国健康保険協会)から、令和6年12月2日に開催された「第132回 全国健康保険協会運営委員会」の資料が公表されています。
今回の議題にも、前回に引き続き、令和7年度の保険料率に関するものが含まれています。
資料として、令和7年度保険料率に関する論点を整理したものが公表されていますが、それによると、協会の財政構造に大きな変化がない中で、今後の収支見通しのほか、人口構成の変化や医療費の動向、後期高齢者支援金の増加等を考慮した中長期的な視点を踏まえつつ、令和7年度及びそれ以降の保険料率のあるべき水準が模索されています。
基本的には、できる限り長く、現在の平均保険料率10%を超えないようにしていきたいと考えられているようです。
参考:支部評議会における意見
① 平均保険料10%を維持するべきという支部……36支部(昨年度40支部)
② ①と③の両方の意見のある支部……10支部( 〃 6支部)
③ 引き下げるべきという支部……1支部( 〃 1支部)
今後の動向に注目です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<第132回 全国健康保険協会運営委員会の資料を掲載しました>
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat720/r06/003/241202/
令和7年度の協会けんぽの保険料率 中長期的な視点を踏まえつつ水準を検討(協会けんぽ)
「社会保険の手続き」関連記事
19歳以上23歳未満の方の被扶養者認定における年間収入要件の変更についてお知らせ Q&Aも公表(日本年金機構) 2025年8月19日
協会けんぽ マイナ保険証をお持ちでない方へ資格確認書を送付しています(事業所へ送付するケースも 協力を呼びかけ) 2025年8月1日
「19歳以上23歳未満の被扶養者に係る認定について」 厚労省が通達を公表 2025年7月25日
届書作成プログラムを更新 ver30.10を公表(日本年金機構) 2025年7月15日
算定基礎届記載要領(記載例)の記載誤りについてお知らせ(日本年金機構) 2025年7月8日
令和6年度協会けんぽの決算見込み 6,586億円の黒字の見込み 2025年7月8日
チャットボットで「オンライン事業所年金情報サービス」の案内を開始(日本年金機構) 2025年6月17日
令和7年度の算定基礎届の提出についてお知らせ 提出期限は7月10日(木曜) 説明動画やガイドブック等も公表(日本年金機構) 2025年5月29日
「日常の労務手続き」に関するおすすめコンテンツ
ピックアップセミナー
【2名以上割引あり!】
このセミナーでは、業務の“見える化”とタスク管理の改善につながるノウハウを、実務の流れに沿って解説します。
個人のスキルアップはもちろん、チームで取り組むことで事務所全体の業務改善の効果も倍増。年末調整を迎える前に課題と役割を共有し、効率化の第一歩を踏み出しましょう!
DVD・教育ツール
- 価格
- 31,900円(税込)
【2025年対応】基礎から実務解説&演習で初心者でも即戦力になれる!「年末調整」実践セミナーDVDです。
基礎控除・給与所得控除の引き上げ、特定親族特別控除、様式変更に完全対応!
「住宅ローン控除」もよく分かる税理士解説動画の特典付き!
- 価格
- 6,050円(税込)
かいけつ!人事労務では、法改正対応や従業員への周知、教育・啓蒙等に活用できる小冊子を販売しています。
通常は各種10冊1セットの販売となりますが、実際に手に取って中身を見て導入するかどうかを検討したいといったご要望に応え、小冊子を1冊ずつ、計8種類のセット商品をご用意しました。