共済組合 組合員資格取得時・年金裁定時の個人番号の記載を必須に 国共則等の改正案について意見募集(パブコメ)

公開日:2023年8月16日

 「国家公務員共済組合法施行規則及び被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行及び国家公務員の退職給付の給付水準の見直し等のための国家公務員退職手当法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う国家公務員共済組合法による長期給付等に関する経過措置に関する省令の一部を改正する省令案」について、令和5年8月10日から、パブリックコメントによる意見募集が開始されています。

 この省令の改正案は、次のような改正を行おうとするものです(施行期日は、令和5年9月29日と予定)。

  • 組合員資格取得時における資格取得届等への個人番号記載の義務化について
    国共則において、共済組合の組合員となる際に必要事項を記入した届出書を組合(長期組合員の場合は国家公務員共済組合連合会(以下「連合会」という。))に提出することとされているが、現在、個人番号の記載は任意とされている。この届出書等の記載事項について、個人番号を必須とする旨の改正を行う。
  • 年金裁定時における年金請求書への個人番号記載の義務化について
    国家公務員共済組合制度における年金の支給にあたっては、連合会等に必要事項を記入した年金請求書を提出することとされているが、現在、個人番号の記載は任意とされている。この年金請求書の記載事項について、個人番号を必須とする旨の改正を行う。

 意見募集の締切日は、令和5年9月11日となっています。詳しくは、こちらをご覧ください。

<国家公務員共済組合法施行規則及び被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行及び国家公務員の退職給付の給付水準の見直し等のための国家公務員退職手当法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う国家公務員共済組合法による長期給付等に関する経過措置に関する省令の一部を改正する省令案に対する意見募集について>
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=395081928&Mode=0

「社会保険の手続き」関連記事

「日常の労務手続き」に関するおすすめコンテンツ

ピックアップセミナー

東京会場 2024/05/23(木) /13:30~17:30

【会場開催】はじめての給与計算と社会保険の基礎セミナー

講師 : ※各日程をご確認ください

受講者累計5,000人超!2009年から実施している実務解説シリーズの人気セミナーです!
給与計算と社会保険について基礎からの解説と演習を組み合わせることで、初めての方でもすぐに実務に活用できるスキルが習得できます。

DVD・教育ツール

価格
31,900円(税込)

経験豊富な講師陣が、初心者に分かりやすく説明する、2023年版の年末調整のしかた実践セミナーDVDです。
はじめての方も、ベテランの方も、当セミナーで年末調整のポイントを演習を交えながら学習して12月の年末調整の頃には、重要な戦力に!

価格
7,150円(税込)

本小冊子では、ビジネスマナーに加え、メンタルヘルスを維持するためのコツ、オンライン会議やSNSのマナーのポイントも紹介しています。
また、コンプライアンス(法令順守)も掲載。ビジネスパーソンとして肝に銘じておきたい「機密管理」、働きやすい職場づくりに必要不可欠な「ハラスメント防止」について、注意点を解説しており、これ一冊で、一通りのマナーの基本が身に付くようになっています。

おすすめコンテンツ

TEST

CLOSE