厚生労働省から、「令和5年度 後期高齢者医療制度(後期高齢者医療広域連合)の財政状況について」が公表されました(令和7年8月25日公表)。
主なポイントは、次のとおりです。
●収支状況
・単年度収入額:17兆6,363億円(前年度比5.1%(8,539億円)増)
・単年度支出額:17兆6,867億円(前年度比4.4%(7,446億円)増)
・精算後単年度収支差引額:198億円の赤字(前年度から222億円減)
※前年度からの繰越金等を反映した収支差引合計額は3,490億円の黒字(前年度から415億円減)
●被保険者数:1,989万人(前年度から64万人増)
●後期高齢者医療保険料収納率:99.51%(前年度から0.04ポイント上昇)
前年度からの繰越金等を反映した収支差引合計額は3,490億円の黒字となっていますが、その黒字幅は減少しています。被保険者数は増加していますし、収支状況は厳しくなっていきそうです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和5年度後期高齢者医療制度(後期高齢者医療広域連合)の財政状況について>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_62247.html