「労働時間制度等に関する実態調査結果について(速報値)」を公表(労政審の労働条件分科会)

公開日:2025年2月28日

厚生労働省から、令和7年2月28日に開催された「第194回 労働政策審議会労働条件分科会」の資料が公表されました。

今回の分科会では、いわゆる働き方改革関連法の附則及び附帯決議に基づき、労働時間制度等の見直し及び労働基準法等の改正を検討する際の基礎資料を得るために実施された「労働時間制度等に関する実態調査」の結果(速報値)が公表されています(有効回答があった4,921事業所及び5,505人の調査結果を集計)。

まだ、速報値ですが、時間外労働時間、年次有給休暇の取得状況、連続勤務の状況、テレワークの実態などについて、幅広い項目の調査結果が紹介されています。

例えば、年次有給休暇(事業所調査)においては、次のような調査結果も紹介されています。


●年次有給休暇のうち年5日の時季指定義務の運用方法として最も多いもの
・労働者の取得に委ねて5日取得できている……52.0%
・労働者の意見を聞いた上で使用者が5日を指定している……17.9%
・指定できておらず、労働者は5日取得できていない……11.6%
・切替始めに計画年休制度により5日を指定している……11.3% など

●労働者が取得せずに2年の時効を経過した年次有給休暇の取扱い
・そのまま消滅としている……60.0%
・年次有給休暇と同じ条件で次期に繰り越している……21.3%
・年次有給休暇とは取得条件を変え、特別休暇等として積み立ている……6.6%
・消滅分に対する補償(金銭的補償を含む)をしている……4.2%


参考になる調査結果が紹介されているかもしれませんので、ご確認ください。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<第194回 労働政策審議会労働条件分科会/資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_53211.html

※「労働時間制度等に関する実態調査結果について(速報値)」については、資料No.2参照。

「労働時間・休日の法律」関連記事

「労務コンプライアンス」に関するおすすめコンテンツ

ピックアップセミナー

オンライン 2026/03/10(火) /15:30~17:00

【緊急開催】令和8年度税制改正「178万円の壁」対応ロードマップ

講師 : 北條 孝枝 氏

所得税の課税最低限が「178万円」に引き上げられる法案が提出され、人事・労務担当者には早急な対応が求められています。「税金の壁」と「社会保険の壁」の違いを従業員に正しく説明できますか?本セミナーでは制度の全体像を整理し、実務処理から従業員への説明対応まで、繁忙期前に備える「事前整理型」で解説します。

DVD・教育ツール

価格
52,800円(税込)

裁判例をもとに、パワハラの境界線とグレーゾーンを整理し、管理職が現場で迷わず判断できる力を養う研修DVDです。指導として許される言動と問題となる言動の違いを具体事例で解説し、管理職ごとの判断のばらつきを防止。講師はハラスメント案件に精通した弁護士・佐久間大輔氏。全管理職研修や再発防止研修など、繰り返し活用できる実務直結型の教材です。

価格
5,500円(税込)

かいけつ!人事労務では、法改正対応や従業員への周知、教育・啓蒙等に活用できる小冊子を販売しています。

通常は各種10冊1セットの販売となりますが、実際に手に取って中身を見て導入するかどうかを検討したいといったご要望に応え、小冊子を1冊ずつ、計7種類のセット商品をご用意しました。

おすすめコンテンツ

TEST

CLOSE