HOME 実務解説 就業規則・労務問題 残業代未払いの是正指導の結果が発表されました~08年度は196億円で、前年より3割減少~

残業代未払いの是正指導の結果が発表されました~08年度は196億円で、前年より3割減少~

1.結果の概要について

平成20年4月から平成21年3月までの1年間に、全国の労働基準監督署が割増賃金の支払について労働基準法違反として是正を指導した事案のうち、1企業当たり100万円以上の割増賃金が支払われた事案の状況は次のとおりでした。

是正企業数 1,553企業 ( 前年度比175企業減 )
是正金額 196億1,351万円 ( 前年度比約76億円減 )
対象労働者数 180,730人 ( 前年度比1,187人増 )
2.是正指導結果の推移

是正指導された企業数の推移は次のとおりです。

是正指導され、支払われた未払い残業代は次のとおりです。

是正指導の対象となった労働者数は次のとおりです。

3.賃金不払い残業とは?

いわゆる「サービス残業」のことをいいます。 所定労働時間外に労働時間の一部または全部に対して所定の賃金または割増賃金を支払うことなく労働を行わせることをいいます。

4.今後の取り組みについて

厚生労働省では、平成13年4月に「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関する基準」を策定しています。 そのなかで、会社が講ずべき措置を具体的に明らかにし、重点的に監督指導を実施しています。 また、今回の監督指導の対象となった企業において講じられた賃金不払残業解消のための具体的取組の例が示されています。 厚生労働省では、今後とも、重点的な監督指導の実施や本年11月に「労働時間適正化キャンペーン」を実施することなどにより、「賃金不払残業の解消を図るために講ずべき措置等に関する指針」の周知等に努め、賃金不払残業の解消を図ることとしています。 労働時間適正化キャンペーンについてはこちらから!

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