男女共同参画社会に関する世論調査(令和4年調査) 男女の地位「平等」は職場26.4% 社会全体14.7% 令和元年調査より低下

公開日:2023年3月15日

内閣府から、「男女共同参画社会に関する世論調査(令和4年11月調査)」の結果が公表されました(令和5年3月14日公表)。

この調査は数年ごとに行われるもので、前回の実施は令和元年9月でした。

今回公表されたのは令和4年11月に郵送で実施された調査の結果です。

日本国籍を持つ18歳以上の2,847人から得た回答を集計したものとなっています。

調査の項目は、男女の地位の平等、働き方と家事育児の分担、夫婦の姓(名字)など。

たとえば、男女の地位の平等について、気になる部分をピックアップすると、次のとおりです。

●各分野の男女の地位の平等感のうち、職場における男女の地位の平等感

・男性の方が優遇されている(小計)→64.1%〔前回の令和元年9月調査では53.5%〕

・平等→26.4%〔 〃 30.7%〕

・女性の方が優遇されている(小計)→7.7%〔 〃 5.0%〕

●社会全体における男女の地位の平等感

・男性の方が優遇されている(小計)→78.8%〔前回の令和元年9月調査では74.1%〕

・平等→14.7%〔 〃 21.2%〕

・女性の方が優遇されている(小計)→4.8%〔 〃 3.1%〕

それぞれ、政策とは裏腹に、「平等」と感じている人の割合が前回調査より減っていますね・・・

他の調査も含め、詳しくは、こちらをご覧ください。

<男女共同参画社会に関する世論調査(令和4年11月調査)>
https://survey.gov-online.go.jp/r04/r04-danjo/gairyaku.pdf

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