個人情報保護委員会から、令和7年度の「個人情報を考える週間」について、お知らせがありました(令和6年5月23日公表)。
令和7年度の「個人情報を考える週間」は、5月26日(月)~6月1日(日)まで実施されます。
この週間においては、全国各地でポスター掲示やサイネージ広告を行うということです。
個人情報保護委員会の委員長からは、週間のスタートにあたり、メッセージが発せられています。
事業者の皆さまへ向けたものは、次のとおりです。
■事業者の皆様におかれましては、適切な安全管理措置を講じた上で適正に個人情報を取り扱っていただくようお願いいたします。
特に人為的ミスに起因する漏えいが多く発生している状況です。
人為的ミスによる漏えいを減らすためには、研修などによる個人情報の保護に関する教育だけではなく、組織的に漏えいが起きない仕組みを構築することが重要です。
組織における個人情報の安全管理措置の状況について、今一度ご確認をお願いいたします。
また、生成AIの登場等、ますます高度化する情報技術の展開により、個人情報の取扱いが一層複雑化する状況にあることから、本人に対する透明性を確保し、必要な説明を果たしていくことが重要です。
そうした取組の一環として、個人情報の利用目的をできる限り特定し通知・公表すること、本人からの開示請求等に対応することなどについて適切に対応されているかについても、ご確認をいただき、適正な利活用に努めていただくようお願いいたします。
なお、個人情報保護に関する研修資料等を委員会ホームページ上にご用意しておりますので、個人情報の適正な取扱いの参考としてご活用ください。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和7年度「個人情報を考える週間」について掲載しました>
https://www.ppc.go.jp/news/privacy_awareness_week/