令和5年度の地域別最低賃金の改定 目安に関する小委員会で大詰めの審議も結論は持ち越し

公開日:2023年7月27日

厚生労働省から、令和5年7月26日に開催された「令和5年度中央最低賃金審議会目安に関する小委員会(第4回)」の資料が公表されました。

今回は、「足下の経済状況等に関する補足資料(更新版)」などの資料をもとに、令和5年度の地域別最低賃金の引上げ額の「目安」について、大詰めの審議が行われましたが、意見がまとまらず、いったん打ち切りとなりました。

労働者側の委員は、30年ぶりの高水準となった春闘の賃上げの流れを波及させること、物価高による生活費の高騰に対応することが重要とし、最低賃金が最も低い853円の沖縄県などで47円引き上げ、すべての都道府県で900円以上となるようにする案を提示するなど、大幅な引き上げを求めています。

これに対し、経営者側の委員は、引き上げ自体には理解を示しているものの、中小零細企業では人件費の原資となる価格転嫁は進んでいないなどとし、大幅な引き上げには慎重な姿勢を示しています。

前年度(令和4年度)は、過去最大の31円の引き上げにより全国平均961円で決着しましたが、岸田政権が目指す全国平均1,000円を達成するためには、39円以上の引き上げが必要となります。

全国平均1,000円が達成されるような引上げ額の目安が示されるのか?

結論が出るのは、7月28日以降になるということです。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<令和5年度中央最低賃金審議会目安に関する小委員会(第4回)/資料>

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34365.html

2023/7/27

「賃金制度」関連記事

「賃金・評価制度の検討」に関するおすすめコンテンツ

ピックアップセミナー

人事労務業務の生産性向上をテーマに、社労士の視点からAI活用の実践ポイントを解説するセミナーを開催します。株式会社HRbase 三田弘道氏を講師に迎え、AIの基礎や最新動向を整理しながら、人事労務業務で負担の大きい作業をどう効率化できるのかを具体的に紹介。さらに、情報漏えいや誤回答などAI活用時のリスクとセキュリティ対策についても実務目線で解説します。

DVD・教育ツール

価格
52,800円(税込)

裁判例をもとに、パワハラの境界線とグレーゾーンを整理し、管理職が現場で迷わず判断できる力を養う研修DVDです。指導として許される言動と問題となる言動の違いを具体事例で解説し、管理職ごとの判断のばらつきを防止。講師はハラスメント案件に精通した弁護士・佐久間大輔氏。全管理職研修や再発防止研修など、繰り返し活用できる実務直結型の教材です。

価格
6,050円(税込)

かいけつ!人事労務では、法改正対応や従業員への周知、教育・啓蒙等に活用できる小冊子を販売しています。

通常は各種10冊1セットの販売となりますが、実際に手に取って中身を見て導入するかどうかを検討したいといったご要望に応え、小冊子を1冊ずつ、計8種類のセット商品をご用意しました。

おすすめコンテンツ

TEST

CLOSE