経団連(日本経済団体連合会)から、令和7年5月9日に「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」において取りまとめられた、2024年度報告書が公表されました。
経団連では、2018年10月、2021年度以降入社対象の「採用選考に関する指針」を策定しないことを決定しましたが、それを契機に、Society5.0人材の育成に向けて、産業界が求める人材像や採用のあり方、大学教育への期待等について、大学と経団連の代表との間で率直な意見交換を行うための継続的な対話の場として、2019年1月に、「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」を設置しました。
報告書では、産学協議会のこれまでの活動総括がまとめられています。
最近の活動をみてみると、2023年には、採用に関して、「2030年に向けた採用のあり方」をめぐり産学間で認識が共有され、インターンシップに関しては、タイプ3のインターンシップ(汎用的能力・専門活用型インターンシップ)の実施が開始されました。
そして、2024年度には、採用に関して、検討を深堀したということです。
インターンシップの4類型とその主な特徴なども紹介されていますので、必要であれば、こちらでご確認ください。
<採用と大学教育の未来に関する産学協議会 2024年度報告書>
https://www.keidanren.or.jp/policy/2025/030.pdf