令和7年の推定組織率16.0% 前年より0.1ポイント低下で過去最低(厚労省の調査)

公開日:2025年12月26日

厚生労働省から、「令和7年労働組合基礎調査の概況」が公表されました(令和7年12月24日公表)。

ポイントは次のとおりです。

●労働組合数、労働組合員数及び推定組織率
・労働組合数→22,244組合(前年より268組合(1.2%)減少)
・労働組合員数→992万7千人(前年より1万5千人(0.2%)増加)
・推定組織率→16.0%(前年より0.1ポイント低下):過去最低

●パートタイム労働者の労働組合員数及び推定組織率
・労働組合員数→149万4千人(前年より3万1千人(2.1%)増加):過去最高
・全労働組合員数に占める割合→15.1%(前年より0.2ポイント上昇):過去最高
・推定組織率→8.8%(前年と同水準)

推定組織率が、前年より0.1ポイント低下し、過去最低の「16.0%」となりました。

一方、パートタイム労働者の推定組織率は低下しておらず、前年と同率の「8.8%」となっています(パートタイム労働者の労働組合員数と全労働組合員数に占める割合は過去最高)。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<令和7年労働組合基礎調査の概況>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/roushi/kiso/25/index.html


なお、連合(日本労働組合総連合会)からコメントが公表されていますので、参考までに紹介しておきます。

<「令和7年(2025年)労働組合基礎調査」の結果に対する談話(連合)>
https://www.jtuc-rengo.or.jp/news/article_detail.php?id=1387

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