毎月勤労統計調査の結果は、基本的に、毎月、初旬に前月分の速報が公表され、下旬にその確報が公表されます。
通常は、毎月、速報が公表されたときにお伝えしていますが、令和7年7月分については、重要な数値について、速報から目立った修正があったので、確報(令和7年9月26日公表)についてもお伝えします。
令和7年7月分の速報では、現金給与総額は前年同月比4.1%増の41万9,668円、「実質賃金は前年同月比0.5%増」でしたが、同月分の確報では、現金給与総額は前年同月比3.4%増の41万6,744円、「実質賃金は前年同月比0.2%減」となっています。
これで実質賃金は、前年同月と比べて7か月連続のマイナスとなりました。
物価の上昇に名目賃金の伸びが追い付かない状況がまだ解消されていないということになりましたので、お伝えしました。
詳しくは、こちらです。
<毎月勤労統計調査 令和7年7月分結果確報>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r07/2507r/2507r.html
〔確認〕速報はこちら
<毎月勤労統計調査 令和7年7月分結果速報>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r07/2507p/2507p.html