厚生労働省では、厚生労働大臣の記者会見を毎週2回(通常、火曜日と金曜日)実施し、その概要を公表しています。
令和7年7月15日の会見では、たとえば、「外国人による国民健康保険の未納が年間で4,000億円」とする投稿が拡散されているがこれは事実か?という、質疑も行われています。
これについては、厚生労働大臣は、次のように応答しています。
大臣:外国人の国民健康保険料の収納状況について、現在、全国的な実態調査の実施に向けたシステム改修などの調整を進めています。その上で、令和4年度の国民健康保険料の未納額については、外国人に限らず全体で約1,457億円であり、「外国人の未納額が年間4,000億円」という情報は、当方の認識とは異なっています。
被保険者の支え合いで成り立っている医療保険制度において、外国人の方にも適切に保険料を納付いただくことは重要であり、引き続き、保険料の適切な納付に向けた取組を進めてまいりたいと思います。また、生活保護についても、その取扱いは、外国人に対する保護において何ら変わるものではありません。ですから、外国人を優先しているということはありません。・・・中略・・・。いずれにしましても、厚生労働省としては、国民の皆様に分かりやすい形で適切な情報発信を行ってまいりたいと考えています。
他にも、報道で話題になっている事柄(保育所大手の採用差別・ダミー求人に関する報道など)に関する質疑が行われています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<厚生労働大臣会見概要(令和7年7月15日)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000194708_00833.html