
組織に潜むアンコンシャス・バイアスと向き合い、対話で変える組織づくり
アンコンシャス・バイアスとは無意識の偏見であり、自分自身が気づいていないものの捉え方や、偏見・ゆがみのことをいいます。
このアンコンシャス・バイアスが、近年、組織運営上の弊害の一つとして指摘されるようになってきました。
具体的には、採用や配置、評価・昇格、育成機会、両立支援など、人事の現場に潜む「無意識の思い込み」が不公平な判断や人間関係の悪化を招き、組織の成長や生産性、心理的安全性や定着率を著しく阻害する要因になっているといわれています。多様な人材が個々の能力を発揮して活躍する「D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)」推進上も、非常に問題になりやすいテーマです。
では、そもそもアンコンシャス・バイアスとは何でしょうか?
本セミナーでは、その正体と、脳のストレス回避や育ってきた環境から生じるメカニズムをわかりやすく解説。バイアスは人間にとって避けられないものだからこそ、「なくす」のではなく、自覚して「影響をコントロールする」ことで、真のD&Iを実現するためのポイントを紐解きます。
後半は組織の具体的な対応策として、事実と評価を切り離す「ありのままの観察」や、感情を対話に変える「コネクション・プラクティス」を用いた仕組みと対話の整え方を伝授。さらに、小岩氏・木下氏を交えた鼎談では「個性を活かし、みんなが幸せに成果を出す職場づくり」についてディスカッションします。
講義の内容
原氏講義:アンコンシャス・バイアス&コネクション・プラクティス~
1.アンコンシャス・バイアスとは
職場でこのようなことは起こっていませんか?
アンコンシャス・バイアス解消は、なぜ「経営課題」なのか
代表的なアンコンシャス・バイアス
アンコンシャス・バイアスが起こる原因とは
2.アンコンシャス・バイアスの弊害
自己防衛と保身/育ってきた環境/習慣/無意識のスピード
「組織としてのバイアス」に気づく
こんなことが職場では起こりがち①
こんなことが職場では起こりがち②
3.アンコンシャス・バイアスはなくならない
4.アンコンシャス・バイアスへの認知と対応
ありのままを観察する
個人のバイアスの認知と対応
コネクション・プラクティスの活用
5.コネクション・プラクティスで考える
コネクション・プラクティスとは
職場研修での活用イメージ
6.アンコンシャス・バイアスを職場で周知する
組織内部で起こり得る問題点の数々
アンコンシャス・バイアスの厄介なところ
職場でできること
NVC(非暴力コミュニケーション)のご紹介
アンコンシャス・バイアスを起点に考えた、人事の役割と実践ポイント
NVC(非暴力コミュニケーション)を研修や対話に活かす
職場への提案
鼎談セッション(原氏×小岩氏×木下氏)
アンコンシャス・バイアスを超えて、個性を活かし、みんなが幸せに成果を出す職場づくりとは

採用した人材が「定着し、伸びる」職場へ。
多様な人材を“戦力”に変える、社内のD&I専門家を育てる6回プログラム
本講座は、主に企業のD&I推進に不可欠な採用・労務管理面の知識やスキル・ノウハウ、コミュニケーション力を体系的に学ぶ専門プログラムです。
全6回を修了し修了試験に合格された方には「D&I(多様性包摂性)労務管理士」の認定証を授与します。
なお、途中からの受講も可能で、過去回はオンデマンド配信にてご視聴いただけます。
<講座の詳細はこちら>
講師プロフィール
原 祐加 (はら ゆか)氏
社会保険労務士事務所キャリア・アヴニール代表
社会保険労務士 キャリアコンサルタント
コネクション・プラクティス認定トレーナー
大阪市立大学(現:大阪公立大学)法学部卒業。2013年社労士登録 10年間の社労士法人勤務を経て2024年8月独立開業。社労士法人勤務時代は労働保険・社会保険手続や労働問題の相談や解決への実績多数。
現在は主に経営者のメンター的役割での活動に重きを置き、就業規則作成・人事評価制度・賃金設計を軸にしながら、大学での法学部での法律の学びを活かし、法律およびコネクション・プラクティスにおける心理面での融合による労働相談やハラスメント研修、ハラスメント相談窓口及び従業員面談を提供している。
登壇実績は、一般企業向けハラスメント研修、基礎から学ぶ労働基準法、橿原商工会議所、
静岡県社労士会、栃木県社保労士会、奈良県社労士会など。
著書に、『[〇〇〇×社労士]というスタイルが最高な理由30』(日本法令、共著)、執筆連載は、中小企業福祉事業団『NETWORK INFORMATION CHUKIDAN』(2024年6月号~10月号)などがある。
小岩 広宣(こいわ ひろのり)氏
社会保険労務士法人ナデック代表社員
一般社団法人ジェンダーキャリアコンサルティング協会代表理事
特定社会保険労務士 特定行政書士 国家資格キャリアコンサルタント
ジェンダー法学会会員 日本ジェンダー学会会員 日本産業保健法学会会員 経営法曹会議賛助会員
20代で社会保険労務士として独立。以来、20年以上にわたり、ひとり企業から上場企業まで幅広い労務管理に携わり、労働法改正や人材派遣分野の専門家として全国にクライアントを持つ。近年は、ジェンダーやダイバーシティ分野について、法律、キャリア、職場風土などの視点からの発信・提案や実務の対応を行っており、労働法や多様な働き方をめぐる登壇や寄稿多数。
著書に、『多様化する人材と雇用に対応する ジェンダーフリーの労務管理』(日本実業出版社)、『中小企業の「働き方改革」労務管理をスムーズに変える本』(秀和システム)、『人材派遣・紹介業許可申請・設立運営ハンドブック』(日本法令)、『駆け出し社会保険労務士さんのための実務の学校』(翔泳社、編著)、『ジェンダーフリーの生き方・働き方ガイドブック』(労働新聞社、共著)などがある。
木下 文彦(きのした ふみひこ)氏
ラグランジュサポート株式会社代表取締役社長
社会保険労務士 中小企業診断士 両立支援アドバイザー
一般社団法人職業リハビリテーション協会理事
1986年、ダイヤモンドリース(現三菱HCキャピタル)に入社。在職中は、主に営業、営業企画に従事し、個人事業主から上場企業の法人営業に携わった。新規事業部門の立上げに関わり、商品設計・案件審査手法の確立・販売部隊の強化を通じて部員3名から100名の組織とした。
また、西日本地区の支店長としてリーマンショック後の組織立て直しを図った。人事部の障害者雇用部門では、全社70名の障害者社員の雇用方針策定・採用・定着など雇用管理全般を統括した。
2023年4月、ラグランジュサポート株式会社を設立し、障害者雇用で実践し高い定着実績を残した心理的安全性を高める職場づくりの手法を活用し、障害の有無にかかわらず「社員がここで働きたいと思える会社づくり」を支援している。
障害者雇用に関するセミナー登壇多数、Podcast「中小企業のための障害者雇用推進室」を毎週木曜日に配信。
著書に、『従業員 300 名以下の会社の障害者雇用』(中央経済社)、『人を大切にする経営学用語辞典』(共同文化社、共著)がある。また直近では、企業の障害者雇用の法的対応と現場実務を一気通貫で支援できる実務支援パッケージ「障害者雇用 実務安心パック」(発行:株式会社ブレインコンサルティングオフィス)の開発にも携わっている。










