日商(日本商工会議所)から、令和7年10月下旬に実施された「2025年度の中小企業の賃上げに関する調査」の結果が公表されました(令和7年11月20日公表)。
この調査は、雇用の7割を支える中小企業の2025年度(4~9月)における賃上げの実態を詳細に把握し、今後の要望活動に活かしていくために実施されたものです(有効な回答があった全国の中小企業1,247社の調査結果を集計)。
調査結果のポイントは以下のとおりです(抜粋)。
<2025年度の賃上げ実施状況>
今年度に「賃上げを実施済」・「賃上げを実施予定」と回答した企業は、全体で8割超、20人以下の小規模企業でも7割超。
「中小企業の賃金改定に関する調査」(令和7年6月4日公表)と比較して、「賃上げを実施済」・「賃上げを実施予定」と回答した企業の割合は全体で12.4ポイント、20人以下の小規模企業では16.6ポイント上昇。
<正社員の賃上げ>
今年度、「賃上げを実施済」・「賃上げを見送る」と回答した企業の正社員について、令和7年「3月」と「9月」の賃金を集計し、賃上げ額(月給)、賃上げ率を加重平均で算出したところ、全体で「賃上げ額(月給)」は13,183円、「賃上げ率」は4.73%。
従業員300人以下で「賃上げ額(月給)」は12,467円、「賃上げ率」は4.47%。20人以下の小規模企業で「賃上げ額(月給)」は11,089円、「賃上げ率」は4.02%。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<「2025年度の中小企業の賃上げに関する調査」の集計結果について>
https://www.jcci.or.jp/news/research/2025/1120120003.html










