2023年ノーベル経済学賞に「男女間の賃金格差の要因や労働市場における女性の役割」等を研究したアメリカ・ハーバード大学のクラウディア・ゴールディン教授が選ばれました。
ゴールディン教授は、200年分以上にわたるアメリカの労働に関するデータから女性の社会的な役割や男女間の格差について分析しており、この研究が、男性の家庭参加、長時間労働の改善など国内の法制度および企業の男女間の格差是正に向けた現在の動きやダイバーシティの推進等を後押ししたとされています。
特に職場における女性の活躍は、人的資本経営の実務の中でも大きなテーマの一つであり、日本国内において男女間の賃金格差に関する法制度は全ての企業に努力義務が課せられている状況です。
しかし、こうした法制度はまだ十分に認識されていません。
そこで本セミナーでは、ノーベル経済学賞を受賞した男女間賃金格差研究が日本国内の人的資本経営の実務にどのように影響しているのか、人的資本経営の国内の最新の状況、さらに企業は人的資本経営にどのように取り組んでいったらよいのか等、人的資本経営のスペシャリストである松井勇策氏に全般的に解説いただきます。
こんな企業様におすすめ
- 女性活躍や男女間賃金格差等に関する世界的な流れについて最新情報を押さえておきたい
- 女性活躍や男女間賃金格差等の情報の開示が与える企業へのメリット・好影響を知りたい
- 男女間賃金格差に関する法制度の実務のポイントが知りたい
プログラム(40分)
- ノーベル賞でも注目された人的資本経営で重要な男女間賃金格差の理論
- 国内の人的資本経営に関する法制度と最新状況
- 男女間賃金格差に関する現状と対応
- 今後企業に必須となる人的資本経営とは
参加特典
- セミナーレジュメPDF
- オンライン検定「人的資本経営検定 BASIC」10%OFFクーポン
講師
松井 勇策 (まつい ゆうさく) 氏
フォレストコンサルティング経営人事フォーラム代表 https://forestconsulting1.jpn.org/
情報経営イノベーション専門職大学 客員教授(専門領域/人的資本経営・経営人事実務・産業心理等)
東京都社会保険労務士会 先進人事経営検討会議 議長・責任者
(人的資本の国際資格)GRIスタンダード修了認証 ISO30414 リードコンサルタント
社会保険労務士 組織人事コンサルタント 公認心理師
名古屋大学法学部卒業後、株式会社リクルートにて広報・組織人事コンサルティング、のち経営管理部門でメディア企画統括・法務・監査・ITマネジメント等に関わる。
東証一部(当時の名称)上場時には、上場監査や内部整備の事業部責任者を歴任。
2016年、社会保険労務士・公認心理師資格を取得し独立、フォレストコンサルティング経営人事フォーラム開設。
2020年以降、人的資本経営に関する国際・国内の情報を研究。人的資本に関するグローバル資格のGRIスタンダード国際認証・ISO 30414リードコンサルタント/アセッサーを取得。人的資本の導入支援を多数の企業で行っており、人的資本関係のセミナーは聴講者数が延べ1,000名を超える。著書に「人的資本経営と開示実務の教科書」「現代の人事の最新課題」等がある。オンライン検定「人的資本経営BASIC」全面監修