
【即戦力化のための人事労務戦略】
辞めない・活きる! 多様な社員を「最強の戦力」に変える。
D&Iを中小企業の現場で機能させるための「労務管理の仕組み」と「実践事例」
D&I労務管理の第一人者×障害者雇用で高い定着率を実現してきた社労士による特別対談!
多様な人材を「戦力化」する明日から使える労務管理の具体策をお届けします。
中小企業、人事担当者の皆様へ
「採用してもすぐに辞めてしまう」「育てても定着しない」「意欲を引き出せない」「コミュニケーションが難しい」など、世代や価値観の異なる社員が増える今、現場の管理職、また、現場フォローを一手に担う人事担当者の悩みは尽きません。
多くの企業が直面しているのは、「多様性」そのものよりも、多様性を活かせない組織構造の問題です。
近年、少子高齢化による労働人口の減少や価値観の多様化が進む中、労務管理のあり方は大きな転換点を迎えています。
従業員一人ひとりが持つ背景や働き方のニーズが多様化する中で、採用から職場運用まで、従来の一律的な仕組みでは対応しきれない課題が顕在化しているからです。
貴社の人事・労務部門ではこのようなお悩みはありませんか?
- 女性活躍推進の目標は掲げたが、現場の意識が変わらず形骸化している...
- ベテラン管理職が、若手社員のモチベーション維持・能力発揮を支援しきれていない...
- シニア再雇用者やZ世代の多様なキャリアニーズに応えられるか不安...
- 子育て・介護との両立社員への「配慮」が、周囲の社員との「不公平」を生んでいないか不安...
これらの課題はすべて、多様な人材を「戦力」として活かすための「仕組みの欠如」と「制度運用の難しさ」が原因です。Z世代やミレニアム世代、女性、高齢者、外国人、障害のある人など、多様な人材が活躍する時代において、誰もが安心して力を発揮できる職場づくりは、すべての企業にとって喫緊の課題です。
D&Iは理想論ではない。持続的成長のカギとなる理由
こうした時代において、企業の持続的成長の鍵となるのが、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)という考え方です。
多様性(ダイバーシティ)と包摂性(インクルージョン)を意味するD&Iは、年齢、性別、国籍、障害の有無、価値観など、さまざまなバックグラウンドを持つ人材を受け入れ、誰もが組織の一員として尊重され、能力を最大限に発揮できる状態を目指すことで、組織全体の力を高めていく取り組みを指します。
D&Iはもはや「理想論」ではなく、持続的成長に欠かせない「マネジメントの技術」となっています。
- 多様な価値観はイノベーションの源泉となり、変化の激しい市場環境における組織の適応力を高めます。
- 従業員一人ひとりが尊重される職場環境は、エンゲージメントや生産性の向上に直結します。
- 誰もが安心して力を発揮できる職場づくりは、喫緊の採用・定着課題の解決につながります。
D&Iを「マネジメントの技術」として実践する
本セミナーでは、D&Iを「マネジメントの技術」としてとらえ、主に採用や労務管理面で現場に起きている課題に対して、どう変えるかを講師2人の実践事例を交えて解説します。
多様な人材が働く現場で今必要なのは「理想を掲げること」ではなく、「どう仕組みで支えるか」を考えることです。
明日から使えるヒントとして、多様な人材を「戦力化」するための労務管理の仕組みづくり、「配慮」と「公平性」を両立させる労務ルールの見直し方と運用実務、管理職のマネジメント負担を軽減する具体策、そしてD&Iを現場で機能させた成功・失敗事例から学ぶ実践的アプローチをお届けします。
プログラム(メイン講師2人の対談形式でお伝えします)
- 中小企業におけるD&Iの現状と、労務管理が果たすべき役割
- 小岩社労士の実践事例
- 木下社労士の実践事例
- 【特別対談:現場の疑問を徹底討論】 D&Iを現場で機能させるための実践的アプローチ
- 質疑応答
※本セミナーでは、D&I労務の基本構造と実践事例を“俯瞰的に”学べます。さらに、実務設計・顧問提案にまで落とし込みたい方には、続編となる「D&I(多様性包摂性)労務管理士養成講座」で体系的に学ぶステップもご用意しています。
セミナーの対象者
- 人事、労務、総務部門の責任者、ご担当者
- ダイバーシティ推進部門のご担当者
- 多様な人材のマネジメントに課題を感じている経営層、管理職
- 社会保険労務士、企業の経営支援に携わる士業(中小企業診断士等)、経営コンサルタントなど
こんな課題を抱える企業様におすすめ
- 思ったような人材の確保・定着ができていない
- 従業員のモチベーションをもっと向上させたい
- Z世代の従業員との向き合い方がわからない
- 女性社員を効果的に戦力にする方法が知りたい
- 障害者の採用や労務管理に力を入れていきたい
- 正社員にとらわれない採用戦略を講じていきたい
- 派遣や請負の正しい活用の仕方を知りたい
- ジェンダーをめぐる雇用問題に対応したい
講師プロフィール
メイン講師
小岩 広宣(こいわ ひろのり)氏
社会保険労務士法人ナデック代表社員。一般社団法人ジェンダーキャリアコンサルティング協会代表理事。特定社会保険労務士。特定行政書士。国家資格キャリアコンサルタント。ジェンダー法学会会員。日本ジェンダー学会会員。日本産業保健法学会会員。経営法曹会議賛助会員。
20代で社会保険労務士として独立。以来、20年以上にわたり、ひとり企業から上場企業まで幅広い労務管理に携わり、労働法改正や人材派遣分野の専門家として全国にクライアントを持つ。近年は、ジェンダーやダイバーシティ分野について、法律、キャリア、職場風土などの視点からの発信・提案や実務の対応を行っており、労働法や多様な働き方をめぐる登壇や寄稿多数。
著書に、『多様化する人材と雇用に対応する ジェンダーフリーの労務管理』(日本実業出版社)、『中小企業の「働き方改革」労務管理をスムーズに変える本』(秀和システム)、『人材派遣・紹介業許可申請・設立運営ハンドブック』(日本法令)、『駆け出し社会保険労務士さんのための実務の学校』(翔泳社、編著)、『ジェンダーフリーの生き方・働き方ガイドブック』(労働新聞社、共著)などがある。
木下 文彦(きのした ふみひこ)氏
ラグランジュサポート株式会社代表取締役社長。社会保険労務士。中小企業診断士。両立支援アドバイザー。一般社団法人職業リハビリテーション協会理事。
1986年、ダイヤモンドリース(現三菱HCキャピタル)に入社。在職中は、主に営業、営業企画に従事し、個人事業主から上場企業の法人営業に携わった。新規事業部門の立上げに関わり、商品設計・案件審査手法の確立・販売部隊の強化を通じて部員3名から100名の組織とした。
また、西日本地区の支店長としてリーマンショック後の組織立て直しを図った。人事部の障害者雇用部門では、全社70名の障害者社員の雇用方針策定・採用・定着など雇用管理全般を統括した。
2023年4月、ラグランジュサポート株式会社を設立し、障害者雇用で実践し高い定着実績を残した心理的安全性を高める職場づくりの手法を活用し、障害の有無にかかわらず「社員がここで働きたいと思える会社づくり」を支援している。
障害者雇用に関するセミナー登壇多数、Podcast「中小企業のための障害者雇用推進室」を毎週木曜日に配信。
著書に、『従業員 300 名以下の会社の障害者雇用』(中央経済社)、『人を大切にする経営学用語辞典』(共同文化社、共著)がある。










