このDVDを見ることで、知的障害と診断された方に対しての手続きが可能になります。
講師は、社会福祉法人で知的障害者の生活支援や就労支援を行っていた経験をお持ちで、障害者の特性を理解したうえでの障害年金のプランニングを得意とされている、社会保険労務士の 島 宜宏(しま よしひろ)先生です。
このDVDでは、約3時間で、社労士等の専門家(支援者)側の視点に立った、診断書・等級判定ガイドラインの見方、日常生活能力についてヒアリングの仕方、病歴・就労状況等申立書の書き方等について、事例を交えながら、細かい部分まで分かりやすく解説しています。
DVD内容
1.特別児童扶養手当と障害年金
特別児童扶養手当について/特別扶養手当と障害年金/20歳前の障害基礎年金と特別児童扶養手当の診断書/知的障害とは?
2.障害年金の目的、手続の流れ
障害年金上の「障害の状態」~スムーズに年金受給する為に/20歳前の障害年金(知的障害)の受給要件/障害基礎年金の年金額と加給年金について/障害年金の請求方法について/事後重症請求/20歳前の障害基礎年金(知的障害)を請求する手順/年金審査の結果に関して/受給決定後の更新について/更新時期の確認方法/更新手続きについて/更新時の注意
3.障害者雇用について
福祉的就労について 障害年金請求に際して関係が有りそうな障害福祉サービス一覧 その他就労に関しての支援機関
4.精神の診断書の解説
診断書の基本情報部分の各解説(障害の原因になった傷病名、傷病の発生年月日等について、既存障害その他・・・etc)
5.精神の障害に係る等級判定ガイドラインの解説
ガイドライン施行前後の変化/「障害等級の目安」の考え方/日常生活能力判定の見方/日常生活能力の程度の見方/障害等級の目安への当てはめ
6.日常生活能力についてヒアリングの仕方
診断書の役割/日常生活の判定についての基本的な考え方(適切な食事、身辺の清潔保持、金銭管理と買い物・・etc)/病状等や療養状況について/就労と年金の関係/就労状況のヒアリング先/ヒアリング資料の活用方法/会社目線で作成する理由/就労に関するヒアリング
7.病歴・就労状況等申立書について
申立書作成のルール/作成の注意/成育歴・教育歴・就労歴等の聞き取り項目/申立書に関する最近の改正
8.心構え
診断書作成医/請求人とのかかわり方/本人とのかかわり方/本人からヒアリングする際のポイント/参考になる資料/最後に/知能検査
特典資料 (データ提供)
このDVDには、島氏が普段実務でご使用しているヒアリングシート(ポイント)、生活能力のチェックリストなどがword・exel形式でついています。
- 就労歴等のヒアリング項目
- 日常生活能力に関する聞き取り項目
- 障害年金 生活能力チェックリスト
- アスペルガー症候群・うつ病・高次脳障害・統合失調症用 ヒアリングポイント
- 成育歴・教育歴・就労歴等の聞き取り項目
講師
島 宜宏(しま よしひろ)氏
あずさ国際年金・労務事務所 所長 社会保険労務士
大学卒在学時に社会保険労務士合格し、約7年大阪市西成区にある社会福祉法人に勤務し障害者への就労支援や生活支援の業務に従事する。地域的な課題が多いとされる西成区で実際に障害者支援を経験することで、構造的な貧困の連鎖や社会保障制度の不知等を知り、所得補償制度としての障害年金の重要性を理解する。その後は障害者雇用と障害年金の両立を提案し1人でも多くの障害者が自立できるようにサポートしていく。2019年 あずさ国際年金・労務事務所 開設。