厚生労働省から、令和6年「就業形態の多様化に関する総合実態調査」の結果が公表されました(令和7年9月26日公表)。
この調査は、厚生労働省が、正社員、正社員以外の労働者のそれぞれの就業形態について、事業所側、労働者側の双方の意識面も含めて把握することを目的として実施されるものです。
今回は、5人以上の常用労働者を雇用する事業所とそこで働く労働者を対象に、令和6年10月1日現在の状況について調査を実施したものです(有効回答があった8,820事業所・14,076人の結果を集計)。
なお、前回は令和元年に実施されています。
調査結果のポイントは、次のとおりです。
〔事業所調査〕
〇3年前(令和3年)と比べて正社員以外の労働者比率が「上昇した」事業所は15.7%(前回調査16.2%)、「低下した」は16.7%(同14.6%)。
〇正社員以外の労働者比率が上昇した事業所について、比率が上昇した就業形態(複数回答)をみると、「パートタイム労働者」が66.2%(同63.0%)、次いで「嘱託社員(再雇用者)」の22.4%(同22.8%)。
〇正社員以外の労働者を活用する理由(複数回答)をみると、「正社員を確保できないため」が41.0%(前回38.1%)と最も高い。
次いで「即戦力・能力のある人材を確保するため」の31.6%(同30.9%)、「1日、週の中の仕事の繁閑に対応するため」の29.1%(同31.7%)、「高年齢者の再雇用対策のため」の28.9%(同29.0%)。
〔個人調査〕
〇正社員以外の労働者(出向社員を除く)について、現在の就業形態を選んだ理由(複数回答3つまで)をみると、「自分の都合のよい時間に働けるから」が40.1%(前回36.1%)と最も高い。
これを就業形態別にみると、「契約社員(専門職)」及び「嘱託社員(再雇用者)」では「専門的な資格・技能を活かせるから」が最も高く、「パートタイム労働者」及び「臨時労働者」では「自分の都合のよい時間に働けるから」、「派遣労働者」では「正社員として働ける会社がなかったから」が最も高い。
〇現在の職場の満足度D.I.では、正社員は「雇用の安定性」が66.3ポイントで最も高く、正社員以外の労働者は「仕事の内容・やりがい」が63.3ポイントで最も高い。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<「令和6年 就業形態の多様化に関する総合実態調査」の結果を公表します>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/keitai/24/index.html
正社員以外の労働者を活用する理由 「正社員を確保できないため」が41.0%でトップ(厚労省の調査)
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