【経営者・人事労務担当者様へ】定年退職前後の社会保険・年金・税金、従業員への説明で困っていませんか?
定年退職を控えた従業員から、こんな質問を受けることはありませんか?
- 「60歳以降も働き続けると、厚生年金はいつから受け取れるの?」
- 「在職老齢年金って何?働いていると年金が減額されるって本当?」
- 「高年齢雇用継続給付金はいくらもらえるの?年金との調整って?」
- 「継続雇用で給与が下がった場合、社会保険料はどうなるの?」
- 「健康保険は任意継続と国保、どれが有利なの?」
- 「年金の繰り下げ受給って本当にお得なの?」
定年退職前後の従業員が抱える不安と企業の役割
定年前の社員は、定年後の働き方の選択によって、暮らしがどう変わるのかについて不安を感じています。
継続雇用を選ぶのか、完全退職するのか、それとも別の働き方を選ぶのか—この選択によって、収入や社会保険、税金の負担が大きく変わるため、「お金」に関する不安は切実な問題です。
特に、複雑な社会保険、年金、税金の手続きや制度について、従業員が安心してセカンドキャリアを迎えるためには、企業からの適切な情報提供が不可欠です。
従業員が自信を持って選択できるように、企業は必要な情報をタイムリーに提供し、支援する責任があります。
社会保険・年金制度の複雑さに対応するために
定年退職前後には、さまざまな手続きが必要です。
また、継続雇用を選んだ場合、給与は年金や雇用保険の給付を含めた収入となるため、定年前社員に対しては、健康保険、雇用保険、年金、税金に関する説明が必須となります。
このセミナーでは、将来的に導入される可能性のある65歳定年制を視野に入れ、定年前後の社員に関わる法律や社会保険制度の仕組み、働き方によって変わる社会保険適用基準など、人事担当者が押さえておくべきポイントをわかりやすく解説します。
さらに、頻繁に改正される社会保険制度の仕組みを理解し、定年前社員が抱える関心事や質問への適切な対応方法について、必須の知識を提供します。
1社1名からでもご受講いただけるオンライン講座です。
人事総務のご担当者の方のほか、定年退職を迎える社員がいて対象者を参加させたい企業様、
定年退職を迎える方など、お気軽にご参加ください!
本セミナーの特長
1.わかりやすく“社会保険&年金&税金”の全体像を学べる
最新の法改正を踏まえた、年金や社会保険の重要ポイントを、図解と実例を交えて効率的に学習できます。
2.社員への説明をスムーズに進めるための実践的なアドバイス
定年を迎える従業員に説明をする上で、どの資料を見せると効果的かをアドバイス。
「なぜ」「いつ」「誰に」伝えるべきかを整理し、社員説明会を進める上で必要な知識をしっかり習得できます。
3.定年を迎える対象者に役立つ資料
定年を迎える方がスムーズに各種手続きを進めるための「チェックリスト」のパワーポイントデータも提供します!!
セミナー内容
企業として定年社員に伝えておきたい知識
- 定年後の家計シミュレーション(モデル世帯での実例)
- 年金制度の仕組みと受給開始時期の選択肢
- 健康保険の3つの選択肢(任意継続・国保・家族の扶養)
- 年金はいくらもらえるのか?年金を増やすコツ
- 年金支給の繰上げと繰り下げ、どっちがお得?
- 年金定期便の見方
- 60歳以降の3つの働き方の比較
- リタイア後の医療保険3つの選択肢
- 失業保険の最大活用ポイント
- 退職金と年金にかかる税金の基礎知識
- 老齢年金と税金の関係
- 雇用保険マルチジョブホルダー制度とは?
- 社会保険加入基準・短時間労働者の社会保険適用拡大
- 老齢年金をもらうまでのスケジュール
企業が押さえておくべき法的ポイント
- 高年齢雇用確保措置の最新動向
- 継続雇用制度の企業義務と注意点
- 社会保険適用基準の改正内容
- 無期転換と定年の関係
- 退職する労働者の方に伝えておきたいこと 他
※プログラム内容は断りなく変更になることがございます。ご了承ください。
参加特典
やるべきことがひと目でわかる「定年前後の手続きチェックリスト」パワーポイントデータ
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- 各種手続きを簡潔に表示し、いつ、何を、どうするかを一覧でまとめたチェックリストです。定年を迎えるご本人が、各種手続きをスムーズに進められるように作成しました。
- 総務ご担当者から定年を迎える従業員の方にそのままお渡しいただけます。
- パワポデータですので、各社でアレンジしていただけます。
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※レジュメはPDFデータでご提供します。
受講者の声
~これまで受講された方からのアンケートより~
<人事総務のご担当者>
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- 従業員と、社内説明担当の自分が同時受講。どちらの立場が聞いても支障ない表現・的確な解説で、講師の配慮が感じられた。
- 従業員も参加してもらうことで、知識の土台ができたため、後日社内で行う説明会の内容を縮小することができた。
- 最新の法改正の情報なども盛り込んであり、知識の仕入れに役立った。
- 定年を迎える社員が増えるので受講。全国各支社で一貫した社員説明をする上で大変役立った。
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<定年退職を迎える方>
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- 自分が定年を迎えるにあたり、社会保険や年金の手続きについて学びたくて参加。
- 全く知識が無かったが、60歳以降の家計の赤字問題、社会保険、給与と年金の関係ととても分かりやすかった。
- 何をいつすればいいのか分かる「チェックリスト」がもらえて、不安が解消した。
- 自分では何をどこからすれば良いのか見当がつかなかったが、加給年金や年金調整の話、60歳以降の対応等、ポイントを絞った講義が役立った。
- 分かりやすい!実務的に知りたいところを、「AとBならAのほうが得」と講師が明言してくれるのが良かった。
- レジュメが見やすい!色づかいや挿絵のセンスがいい。
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講師紹介
小島 かつら(こじま かつら)
KS人事労務 代表 社会保険労務士
産業カウンセラー/ファイナンシャルプランナー/キャリアコンサルタント
電機メーカーでの営業職から、社会保険労務士へ。会社と社員の幸せを支援している。人材育成研修や、キャリアコンサルティング、コーチングにも力を入れている。