HOME 人事労務トピックス 医療 協会けんぽ、08年度下期赤字326億円

協会けんぽ、08年度下期赤字326億円

 中小企業の社員らが加入する全国健康保険協会管掌保険(協会けんぽ)は14日、旧政府管掌健康保険(政管健保)から移行して初となる2008年度決算(08年10月~09年3月)を発表しました。保険料収入の落ち込みや医療費の増加で、収支は黒字を想定していた当初予算を1310億円下回り、326億円の赤字となりました。  協会けんぽ発足前の08年度上期(08年4~9月)決算は8月に厚生労働省が公表する予定で、今回は協会発足後の下期分のみの発表となえいました。前年同期実績は公表されていません。  収支悪化の主因は、景気悪化に伴う保険料収入の減少と医療費の膨張によるもので、企業が加入者に支給する給与や賞与の低迷で、加入者の報酬をもとに算出される保険料収入が想定を下回り、収入は4兆5343億円と予算を715億円下回りました。一方、医療費が膨らみ、保険給付費を中心に支出も4兆5669億円と予算を595億円上回りました。  協会けんぽは、中小企業のサラリーマンや家族ら約3472万人(3月末現在)が加入し、今年9月に、現在の全国一律の保険料率(労使折半で8.2%)から、都道府県別の保険料率に移行します。